アルバイトと税金(所得税・住民税)

税金について

アルバイトにより収入を得た際に、所得税と住民税の税金が課せられるのかという点に

 

ついて、まず所得税からみていくとアルバイトによる収入金額が年間合計で103万円

 

(勤労学生控除が適用される場合については130万円)を超える場合には所得税が課せら

 

れるということになります。

 

 

複数の箇所でアルバイトしていた場合であればそのすべての箇所の収入合計します。

 

そして実際には勤務先で源泉徴収として天引きされていることが多いですので、この金

 

額を超えて課税される場合はすでに勤務先が特別徴収により納付しているので所得税は

 

納付済となり手続は不要です。

 

逆に103万円等の金額に達しない場合は非課税となるので確定申告により天引きされた

 

所得税を還付することが可能となります。その際に源泉徴収票が必要となってきます。

 

次に住民税ですが、こちらはアルバイトによる収入金額の年間合計が100万円を超えた

 

場合に住民税が課せられることとなります。

 

複数個所を合計する点は所得税と同じです。

 

住民税については勤務先が特別徴収を行っていないケースが多いので、実際に100万円

 

を超えて特別徴収を行われていなかった場合には確定申告により納税する手続きをする

 

必要があります。

 

逆に特別徴収されているが100万円に達しなかった場合にはこちらも還付手続きを行う

 

ことが可能です。

日払い・即日払い・週払いの違い

アルバイトを探す時に気を付けておきたいポイントとして給料の支払いの形があります。

 

特に急いでお金が欲しいときにはそれに合った支払スケジュールになっているかという

 

事を意識しておきましょう。

 

すぐにお金が欲しいというときに日払いの形を探す方が多いでしょう。
しかし日払いと言っても給料の計算が一日単位というだけでその日に支払われるかどうかは別問題です。
支給日は一週間程度先のこともあります。
その日にお金が欲しいのであれば「即日払い」というところを選びましょう。
週払いも同様に給料計算の単位が一週間という事なので、実際に支払いがあるのは先になることが多いです。
ぜひこういった日払い・即日払い・週払いの違いをおさえたうえで自分に合った働き方

 

を探しましょう。