デトランスα
「デトランスα」はデンマーク産の汗の悩み『ワキガ』『多汗症』など効果が期待できる制汗剤です。
でも注意が必要です。
デンマーク産なので、購入後のサポートは期待できない。
そもそも商品名が「デトランスα」ではなく、perspirex(パースピレックス)と書いてあります。でも騙されたのではなく正規品なので、安心して使ってください。
使い方に面倒な部分がある。
敏感肌の方にはお勧めできない。
歯切れの悪いのが、お分かりかと思います。でもお勧めするには、それなりの理由があります。それは臭いに対しての強力な効果です(もちろん効果に個人差はあります)。
まずあなたは汗のどんなことを悩んでいますか?
ワキガはアポクリン汗腺という汗腺から出る汗が、通常より多く出る体質のことです。やはり独特な臭いがキツイことから、少しでも改善できるなら試してみたいですよね。
多汗症は文字通り汗が一般より多く出る症状ですが、出た汗は拭きとらないと臭いに変わりやすいですし、常に汗を拭いていなくてはならないのは、見た目にもスマートではないことから、人目を気にしてしまい、やはり悩みますよね。
そんな悩みに対して、「デトランスα」はロールオンタイプで、ワキ、足にピッタリくっついて汗腺をふさぎ、臭いの原因に直接働きかけることで、効果が期待できるのです。
本体の大きさはコンパクトで、ロールの部分も大きめなので、ワキなどに塗りやすくなっていますよ。
次は「デトランスα」の使い方を説明していきましょう。
夜、入浴して清潔な状態にしてから使用します。
ここからが重要ポイントですよ!乾かしてから服を着ること!
服に付いて汚れるということもありますが、付けたところのベタベタ感が、ずっと続いてしまうということもあるので、乾かすことが必要です。
二つ目のポイントがあります!朝起きてから、濡れたタオルなどで「デトランスα」を塗った部分を拭き取ること!
やはりここも忘れてしまうと、日中ずっと塗った部分が、少し不快な状態が続いてしまいます。
使い方はこれだけですが、これけっこう面倒な作業なのです。
夜お風呂に入って、早く寝たいときに、塗った箇所を乾かす時間はけっこう長く感じます。
そして朝出勤前の忙しい時間に、習慣づいていないと拭き取ることを忘れてしまうのは、当然の流れだと思うのです。
日本製の汗対策グッズは、使い勝手の良いものが好まれます。選択するなら塗るだけ、付けるだけの方が断然良いですよね。
しかもワキガに効果を発揮するための成分である、塩化アルミニウムのアルコール臭にビックリするでしょう。
それでも「デトランスα」をオススメするには、理由があります。
面倒な作業をしてしまえば、長時間効果を期待できるからなのです。
もちろん個人差があって、合わない可能性もないとは言えません。
でも、最初は毎日塗るのですが、次第に塗る回数を減らして2日に1回、4日に一回で、臭いや汗の対策が期待できます。
最初の内にこの使い方を習慣づけておくと、後からは日常のようにつけることができますよね。
「デトランスα」は肌に塗ることで、汗や臭いの原因になる箇所を、直接にフタをすることで、ワキガや止まらない汗に対応しています。
出る汗を止めるほどの威力があるので、けっこう強力です。それは皮膚のためには、あまり良くありません。敏感肌の方には強すぎることもあります。
使用した後、ピリピリとした痒みが出る人もいるようなので、使い方に工夫が必要です。
ロールオンタイプだからそのまま肌に付けたいところですが、いったんコットンなどに取って使用量を調節して、肌に薄く付けてみると、痒みが治まることもあります。
また痒みが起こっても、数分後には治まる人もいます。
いずれにしても痒みが出てしまう人は、翌朝拭き取るだけでは不十分なので、シャワーで洗い流すくらいで、ちょうど良いです。
それに『敏感肌用』のデトランスαも発売されました。こちらを試してみるのもオススメです。
「デトランスα」はワキガ・多汗症で悩んでいる人には、ピッタリな制汗剤です。
臭いやワキ汗には強力に効き、毎日塗らなくても効果が持続するという夢のような商品ですが、日本産ではないのでサポートがなく、強力であるが故に、肌に合わない人もいます。
メリットがあればデメリットもあるのは、どんなものでも同じですが、「デトランスα」ほど、はっきりとした良いところと、困ったところがある商品もあまりないのではないでしょうか。
とは言え効果には定評のある「デトランスα」は、ワキ汗に対して制汗することには優れています。
あと選ぶのはあなたです。
「デトランスα」を選ぶか、他の制汗剤にするかは、じっくり検討して納得して購入し、気持ちよく使いたいものですよ。