アクアアレゴリア香水パンプルリューヌ


 

パンプルリューヌは柑橘系特有のクセがあるので、或いは使用者を限定してしまうかもしれません。
香りの好みはあって然るべきですし、ましてやシーンを考えるとパンプルリューヌの出番ではないかなという時があるものです。
特にこだわりが無いのであれば、もちろんどのタイミングでパンプルリューヌを用いようとも問題はないでしょう。
過度な演出にならない事を前提に、香りを楽しむものですからね。
ずばりパンプルリューヌの香りはグレープフルーツが突き抜けるようで、シンプルに表現するなら爽やかの一言に尽きます。
当然ながら、パンプルリューヌの香りが単純にグレープフルーツだけを表現して完結するような事はありません。

 

 

パンプルリューヌはアクアアレゴリアの中でも傑作と言われる香水の一つで、発売以来高い人気を博してきました。
ところで、香水というのは時間によって香りが変化するものです。
パンプルリューヌの場合、トップノートとして最初にくるのがグレープフルーツの香りです。
一般的に香水の香りは三段階に変化するもので、パンプルリューヌも終始グレープフルーツという訳ではありません。
また、あくまでも最初に香ってくる部分なのでパンプルリューヌをグレープフルーツの香りだけで片付けてしまうのは早計です。
その後の香りが変化する様までを含め、パンプルリューヌを楽しみたいですね。
もちろん、最初にくる香りがグレープフルーツなのでパンプルリューヌイコールとして語られる事はあります。
しかし、これはあくまで客観的にパンプルリューヌを表現する際の言葉でしょう。
実際にパンプルリューヌを使用するとなると、重きを置きたいのは寧ろパンプルリューヌ後半の香りですからね。

 

パンプルリューヌをいつ用いても、つまるところ人の勝手なのですが雰囲気を考えると夏の時期に合わせると相性が良いかもしれません。
夏前のムシムシした過ごしにくい梅雨などは、パンプルリューヌのスカッと爽やかな香りで気分を盛り上げましょう。
ところで、パンプルリューヌのグレープフルーツはそこいらのものと違い苦味まで表現されているようです。
若い頃ばかりでなく、歳を重ねてからも安心して使えるのがパンプルリューヌの魅力なのかもしれません。
爽やかさだけをアピールしたものだと、どうしても抵抗を覚えてしまいますからね。
ある意味で、パンプルリューヌは使う人を選ぶ香水なのかもしれません。
パンプルリューヌについてより詳しい情報は、ブログやサイトから収集することができます。