ワキガの診察は、何科に行くべき?
ワキガに悩んでいる場合、デオドラント剤などを使用して、対処している人もいますよね。
しかし、改善されないと感じていたり、根本的に治したいと思っていたりしている方は、どうすればいいのでしょうか?
自分に体臭があるのか判断するときは、客観的な意見を聞いてみるべきです。
しかし自分に臭いがあるかを、誰かに聞くのは、抵抗がありませんか?親しい人になる程、聞きにくいですよね。
逆に知らない人に、言われると傷つきます。結局臭いを人に聞くのは、勇気が必要です。
やはり病院に行って、素直に悩みを打ち明けるのが一番良い方法になります。
しかしワキガの診察は、何科に行けばいいのでしょうか。
実はワキガの診察は、原因によって対処の仕方が、それぞれ異なるため、何科に行けば良いと、はっきり言えないところがあります。
まず汗自体に原因のあるワキガの場合、皮膚科・形成外科・美容外科に行くことが、悩みの改善につながります。
形成外科は、保険適用されないことがあるため、行くときは相談内容を確認することが必要です。
ワキガの手術やボトックス注射など、治療を決心しているときには、美容外科に行くことをおすすめします。
皮膚科では、保険適用されるため、まだ治療を決めかねているときに、相談をするために行くといいでしょう。話を聞いてから、次に何をすればよいか助言してくれます。薬の処方や、食事の指導を行ってくれることもあります。
いずれにしても、ワキガの診察に行くときは、正しい診断をしてもらうためには、シャワーなどを浴びないで、臭いがある状態で病院に行くことが大切です。
また腎機能や肝機能に問題があるときは、アンモニア臭がしてきます。
この場合は、内科にかかることが改善につながります。
食べ過ぎは、タンパク質の分解によってアンモニアが大量に発生してしまいます。
すると体内から排出しきれなくなってしまい、皮膚から体臭として出てしまうからです。
お酒の飲み過ぎは、肝臓が疲労することで、アセトアルデヒドが発生することで、アンモニアの分解が追い付かなくなってきます。
すると行き場を失ったアンモニアは血液中に流れ出してしまい、汗と一緒に臭いも出てしまいます。
便のような体臭がしているときには、便秘が原因になっていることがあります。長い間体内に便が残っていると、腐敗が進むことで体内を巡って、体臭や口臭として便の臭いがします。
便秘で病院に行くのは、ためらう方もいるかもしれません。しかし解消されないときは、病院で診察することで、改善できる可能性があります。
便秘が原因の体臭は、原因の解消が一番なので、内科や消化器内科に相談すると、いいでしょう。
自臭症という言葉を聞いたことがありますか?実際には臭っていないのに、自分が臭っていると思い込む症状です。
この場合は、心のケアが必要なため精神科で診察を受けます。
このように体臭の診察は、原因によって変わります。自分がどの原因か分からないときは、まずかかりつけの病院か、皮膚科に相談してみるといいですよ。