加齢臭の原因
加齢臭の根本原因は「加齢」です。
老化すると皮脂腺から分泌される「臭いの元になる物質」が増加し、また皮膚表面に存在する常在菌の量や性質が変化して、分泌物の酸化や分解が起こりやすくなり、臭います。
加齢臭はノネナールと言う物質であると2000年に分かりました。
ある大手化粧品メーカーの研究成果です。
その後にノネナール以外の臭い物質も発見されました。
その1つが「ぺラルゴン酸」という物質です。
古くなった油のような不快な臭いがします。
いずれも加齢により新陳代謝が悪化する30歳半ばから増えると言われています。
しかし同じ年齢の人でも「臭う人」「臭わない人」がいます。
その違いがわかれば、加齢臭対策がやりやすくなります。
その違いは、どうやら「見た目の若さ」です。
若く見える人は加齢臭が少ないと思いませんか?
老けている人は加齢臭が確かにありますよね。
私たちはそのことを経験的に知っています。
最新の研究によれば「若く見える人は内臓も若い」そうです。
見た目が若い=身体が若い、と言う事が科学的に証明されようとしています。
人を老けさせる原因も加齢臭の原因と言っていいでしょう。
人が老ける原因は外的要因と内的要因(環境、生活習慣)があります。
外的要因は紫外線、放射線、大気汚染、水質の悪化などです。
空気と水は毎日、否が応でも付き合わないといけません。
老ける原因は出来るだけ取り入れないようにしたいものです。
内的要因は食事や睡眠、ストレスの受け方や発散の仕方です。
日本人は永い間、日本食に慣れていますから、DNAもそれに適した構造や働きをするように設計されているはずです。
それがここ100年、特に30年くらいで大幅に変化しました。
私たち日本人にはやはり「日本食」が適していますし、巷で氾濫しているジャンクフードは「老ける原因」になっているのではないでしょうか?
例えは良くないかもしれませんが、食肉用に飼育している「牛や豚、鶏」ですが、良い餌を与えると「良い香り」のする食肉になります。
これは臭いと食べ物には関係が有ると言う事です。
人間も同じで「食事」が体臭に影響する、臭い原因になるのは間違いないでしょう。