体臭だけじゃない! 口臭も大丈夫?

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自分の体臭には気付きにくいものです。
人間の鼻は、周囲の臭いにすぐに慣れてしまうために、自分の臭いを客観的に判断しにくいのです。体臭だけでなく、口臭も同じことが言えます。
自分の口臭を確認する方法を紹介します。

 

簡易的に自分の口臭を確認する方法は、ガーゼで舌をこすって嗅いでみます。
これで臭えば舌が原因の口臭があります。
歯間ブラシで歯石を取った後で、ブラシを嗅いでみることでも、確認できます。これで臭うと、歯周病かどうか確かめられます。

 

もっと客観的に確認する方法としては、商品として販売しているブレスチェッカーを使用することです。
簡易的に確かめるより、口臭を数値で表してくれるため、正しい判断ができますよ。

 


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朝起きてすぐは、一番口の中の水分が不足している状態で、誰でも一日の中で一番臭う時間です。しかし人と話したり、食事をしたりしているうちに、なくなっていきます。この臭いは、あまり気にしなくても大丈夫です。

 

ニンニクやアルコールを摂ったときは、体臭もありますが、呼気も臭います。しかしこの臭いも、消化されると時間の経過とともに臭いはなくなります。起床時や臭いの強い食べ物は、原因が解消されると口臭もなくなるため、心配はいりません。

 

空腹時はケトン体を生成し、血液中に流れ出します。
このケトン体が増えることで、ガスが発生します。酸っぱい臭いのするガスなので、口臭も同様の臭いがします。また空腹時や疲れているときは、唾液の分泌が減るため、臭いやすくなることもあります。

 

また女性は月経・妊娠・更年期と、女性ホルモンのバランスが崩れることが多く、精神的にも体調面にも不安定な時期が度々おとずれます。ホルモンバランスの変化から、唾液が減ったり、逆に濃くなったりします。

 

これら唾液の分泌量が少なくなると、口内環境が悪くなるため、口臭の原因になります。口呼吸をすることで、口の中が乾燥することや、ストレス・疲れからも、分泌は減ります。

 

次は、病気が潜んでいる場合です。
歯周病や虫歯があるときは、菌が繁殖しているため口臭になります。
口臭の原因として、一番確率が高いため、臭うなと感じたときは、真っ先に疑ってみるべきです。
この場合、歯科にかかってチェックしてもらうことで、改善が期待できます。

 

歯だけでなく、蓄膿症になっていると、鼻の膿が臭いの原因になって口臭になることがあります。鼻がつまることで、口呼吸になって唾液の分泌が減ることで、口腔内の雑菌が繁殖することでも、口臭につながります。
また逆流性食道炎は胃液が逆流する過程で、食べ物の腐敗臭が戻って来るため口臭になります。

 

これらは、病院に行き原因を治すことで、口臭は改善することが可能です。
自己判断せず専門家に相談しましょう。

 

自分でも唾液を増やすことで、口臭の軽減と予防につながります。
・よく話をする
・よく噛んで食べる
・ガムを噛む
・うがいや水分補給をして口腔内の乾燥を防ぐ
 など

 

日本人は臭いに敏感なところがあるので、体臭や口臭がしていないかどうか気になりますよね。ちょっと臭うか気になっている方は、定期的にチェックしてみてくださいね。

 

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