疲れすぎると体臭がキツくなるって本当?

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「今日は疲れたなぁ〜」と思うときに、ふと自分が臭っていると感じたことはありませんか?
疲れすぎると、体臭がキツくなるという話があるのですが、疲れと臭いには、ハッキリとした関係があるんです。

 

本来なら体臭は、汗をかいたときに、皮脂や角質などと雑菌が混ざることで、雑菌が繁殖することで発生します。しかし疲れすぎることで、臭うのは、これとは別のものになります。

 

体に疲れがたまることで、肝機能が低下してしまいます。
するとアンモニアを分解する力が弱まってしまい、行き場がなくなったアンモニアが、血中に溶け出し全身に回ります。そのとき汗や皮脂と一緒に、毛穴からアンモニア臭が発生してしまいます。

 

この疲労臭にはいくつかの原因が考えられます。

 

まずストレスは体にさまざまな影響を与えます。
自律神経の乱れを招くことで、内臓の働きが悪くなってきます。人によっては睡眠不足になったり、食欲低下になったりと、次々と不調があらわれます。これらは疲労が溜まる要因になるのです。

 

お酒好きの人は、肝機能が低下していることもあり、そうなると体がだるくなる、なかなか眠れないなどの症状があらわれることもあります。すると昼間活動しているときに疲れが溜まってしまいます。

 

仕事をしていると、エアコンの効いた部屋に一日中居なくてはいけないこともあります。一定の温度の中にずっといると、汗をかきにくい状況になります。それが長い期間になると、次第に汗腺の機能が低下してきます。普段汗をかかない生活をしていて、たまに汗をかいて疲れてしまうと、汗をかき慣れていないため臭いを含む汗がでるのです。

 

このように、疲れがたまって肝機能が低下することで、体臭がキツくなってしまった場合の、解消法は原因を改善することが必要です。つまり疲れを溜めないようにすることです。

 

強いストレスを感じているときは、少しでも解消していくことが大切です。緊張状態が続くと、体臭だけではなく体の不調はひどくなるばかりですよ。
趣味の時間をもつ・しっかり眠る・スマホなどのブルーライトを浴びない時間をつくるなど、ストレスの緩和に努めましょう。

 

お風呂に入ることも大切です。
毎日湯船に浸かっていますか。しっかり浸かることで、汗をかいて新陳代謝を高めることで、臭いの元を作らないようにします。

 

同じ理由で有酸素運動を取り入れることは、血行を良くすることができます。ウォーキングや散歩など、無理のない範囲で体を動かすことから始めるといいですね。

 

食べ物でも改善が期待できます。梅干しやレモンに多く含まれているクエン酸は、疲労回復に効果があります。疲れると酸っぱいものが食べたくなりませんか。体が欲しているものを食べるのもひとつの方法ですね。

 

疲れているときは、腸の動きも悪くなるため、便秘になることもあります。
便秘解消には食物繊維の多い海藻類・大豆製品などを、意識して摂ることもいいですね。疲れているときは、野菜や魚などバランスの良い食事を摂ることも大切です。

 

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