体臭と食事の関係

 

夏の暑さと共に気になってくるのが、自分の体臭です。
この体臭が日頃の食事と関係があるって知っていましたか?
今回は体臭と食事の関係について説明します。

 

汗と雑菌が混ざることで、体臭に変化していくものです。
でも体の中の状況が良くないときも、汗をかいたときのニオイに影響してくるのです。

 

さまざまな原因から便秘や下痢の状態が続いていると、腸内環境は悪くなっています。こんなときは腸内でアンモニアが発生しており、これが体臭につながっているとされているのです。

 

●バランスの悪い食生活
●睡眠不足
●運動不足
●ストレス

 

これらが主に腸内環境を悪くする悪玉菌が増える原因です。

 

脂っこい揚げ物やお肉料理やファストフードばかりの食生活を続けていると、体臭が強くなる傾向にあります。
睡眠不足や運動不足に陥ると、新陳代謝が悪くなり肝機能も低下し始めます。そうするとアンモニア臭がし始めます。

 

では腸内環境を良くするには、どうすればいいのでしょうか?
答えは腸内環境を整えるために、食物繊維と乳酸菌を含む食品を摂ることで、改善することができます。

 

◆食物繊維
腸内に留まっている老廃物と一緒に押し出してくれる作用があるため、腸内を一掃してくれます。
多く含んでいる食べ物は、リンゴ・バナナの果物類や、しめじなどのキノコ類とわかめやモズクなどの海藻類になります。

 

◆乳酸菌
腸内に善玉菌の数を増やすことで、悪玉菌を減らす働きがあり、腸内環境を整える効果が期待できます。

 

動物性乳酸菌を摂ることで、効果があらわれます。
ヨーグルトやナチュラルチーズはもちろん、ぬか漬けや味噌・醤油のような発酵食品も乳酸菌を多く含んでいるので、積極的に摂りたいですね。

 

わかめ入りの味噌汁では、食物繊維と乳酸菌の両方を摂ることができますね。このように普段からお肉だけを食べるのではなく、いろんな食材をまんべんなく少しずつ摂取するようにするだけで、体臭予防の効果を得ることができますね。

 

お酢も体臭予防には効果があるとされています。
抗菌作用が口腔内や消化器官に働きかけることで、体臭に効き目があるのです。
腸の動きが活発になることで、お通じにも良い効果があります。

 

汗をかく暑い時期には、疲労回復にも効果があるので、三杯酢にして、ドリンクとしてなど摂り方は、いろいろありますね。

 

ひとり暮らしで、継続して食べ物で摂るのが難しいといった人は、サプリメントで補うという方法もありますよ。

 

ニオイはどんな人にもあるものなので、気にし過ぎる必要はありませんが、食べ物で軽減できることもあります。偏った食事は体臭だけでなく体調にも良くありませんよね。

 

例えば、野菜や果物のミネラルは食物繊維の吸収を助けます。このようにいろいろな食べ物をまんべんなく摂ることが、体臭予防には効果的です。