陥没乳頭　体験談

もういつ頃からかはっきりとは覚えていませんが、バストが大きくなってきたら、右乳房の陥没乳頭に気づきました。

 

始めの頃は指で摘まみ出すと、しばらくは出ていてくれたのですが、だんだんとつまみ出しても、すぐに陥没してしまって、とても恥ずかしい形になってしまいます。

 

ニューヨークに住んでいた頃、乳がん検診を受けたときに、ドクターに陥没乳頭のことを相談したのですが、手術で治すことはできるけれども、乳首の感覚がなくなってしまうということで、手術を受けるのはやめました。

 

病院に行って、心電図などの検査を受けるときに、胸を出さなければならないので、そのときに看護師さんに胸を見られるのがとても恥ずかしいです。

 

いちいち説明はしませんし、そういう人も他にいるだろうと思って、黙って検査を受けるようにしています。

 

あとは友達と温泉旅行に行ったりして裸になったときにとても恥ずかしいです。気心知れた友達には陥没乳頭のことを先に言っておくので、それほど意識しなくて済みますが、あまり親しくない人と一緒に温泉に入るときには、見られたら恥ずかしいと思います。

 

陥没乳頭はつまみ出せば出てくるので、そこにバンドエイドを巻きつけて、出ている状態を維持しようと思ってやってみましたが、バンドエイドを外したら、やっぱり陥没するので、何の役にも立たないのです。

 

ただ、ノーブラでTシャツなどを着たときには、陥没乳頭しているところは乳首が目立たないので、それは便利だなと思います。でも、片方だけなので、何だかアンバランスな感じがしてなりません。

 

ボーイフレンドといい感じになってきたときにも、陥没乳頭が気になって、消極的になってしまいます。始めの頃は目に触れる前に一生懸命、乳首をつまみ出していましたが、そのうちにまた引っ込んでしまうので、正直に自分のバストについて告白しました。

 

バストに乳首が隠れていたら、鏡に映ってもなんだか変な感じに見えますし、他人が見たらきっと何か問題があるのだろうと思われそうですごく抵抗があります。

 

私は未婚ですし、子供も産んでいませんので、授乳の時に困るというような経験はしなくても済みました。普通、陥没乳頭だと赤ちゃんがミルクを飲みにくいので困るというようなことを聞いたことがあります。

 

エステに行ったりしたら、バストのところはタオルで隠してくれるので、それほど気にしなくても大丈夫ですが、病院はそういうわけにはいかないので、恥ずかしいです。